相撲絵

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相撲はもともと娯楽としてではなく、勧進相撲、つまり寺社修復の費用を賄う目的で行われていました。
やがて人気の高まりとともに興行的な色合いが強くなり、その人気は庶民にも広がってゆきます。

そして天明・寛政期の谷風、小野川、雷電の三力士の活躍によって、江戸の大相撲は黄金期を迎えます。
その後幕末まで、歌舞伎、吉原にならぶ三代娯楽として庶民の人気を集め、錦絵の世界でも相撲絵がひとつのジャンルとして定着しました。
ここではそんな相撲錦絵の数々をご紹介したいと思います。

君ヶ嶽 助三郎

君ヶ嶽 助三郎(きみがたけ すけさぶろう)
香蝶楼豊国/大判錦絵/嘉永元年(1848)頃/当サイト所蔵
君ヶ嶽 助三郎

天保~嘉永期に活躍した、信州・松代藩出身の力士。
図では腰に刀を差していますが、江戸時代の力士は現代のような専業力士ではなく、大名お抱えの「武士」という扱いでしたので、このように帯刀が許されていたのです。
庶民の娯楽として定着する以前は、相撲は武芸の一つとみなされていて、力士は藩の誇りをかけて勝負に臨んでいました。

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