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賢女烈婦傳

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祗王 祗女

一勇斎(歌川)国芳/大判錦絵/天保11~12年(1840-41)/伊場屋仙三郎 (当サイト所蔵)
賢女烈婦傳/祗王 祗女

描かれている祗王(ぎおう)、祗女(ぎじょ)とは、平家物語に登場するたいへんな美人として評判の白拍子の姉妹。祗王が姉、祗女が妹です。
白拍子とは平安末~室町にかけて、白拍子という歌舞を演じた遊女のこと。
当時の実力者はたいていお気に入りの白拍子をかかえていたもので、祗王も平清盛の寵愛を受け、なに不自由のない生活を送っていました。
ところがある日、仏御前(ほとけごぜん)という若い白拍子にその座を奪われ、祗王は清盛から冷たく追放されてしまいます。
傷心の祗王は、21歳のとき祗女と母親の刀自(とじ)の親子三人ともに尼となって出家。
祗王の地位を奪った仏御前も、ある日祗王が襖に書き残した「萌えいづるも枯るるも同じ野辺の草 いづれか秋にあはで果つべき」の歌を見て世のはかなさを悟り、けっきょくは清盛の元を去って祗王らに続いて出家することになります。

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